歯周治療その1
歯周病で揺れている歯も、すぐに抜歯とは限りません
歯周病が進行し、深い歯周ポケットがあり、歯に揺れが出てくると、一般的には「抜歯が必要かもしれません」と言われることがあります。
しかし、富士歯科医院では、まずその歯に強い力がかかっていないかを確認します。
実は、深いポケットがあり、揺れている歯の中には、歯周病だけでなく、噛み合わせの力が強くかかりすぎているケースが少なくありません。
これを専門的には、外傷性咬合といいます。
そのような場合、富士歯科医院では、まず噛み合わせの調整を行います。
また、その歯に冠が被っている場合には、必要に応じて冠を外し、歯にかかっている負担を軽くした状態で、次のメンテナンスまで経過を見ていきます。
当院では、歯のメンテナンスをおおよそ4か月ごとに行っています。
噛む力から解放された歯は、時間の経過とともに少しずつ位置を変え、再び上下の歯と当たるようになることがあります。
その時点で、再度噛み合わせを確認し、必要な調整を行います。
この繰り返しによって、過度な力から歯を守りながら、歯ぐきや歯を支える組織が落ち着いてくることがあります。
その結果、以前は深かった歯周ポケットが浅くなり、動いていた歯がしっかりしてくることもあります。
これは、歯が自然に動こうとする力を利用した考え方で、専門的には自然挺出を利用した歯周治療とも言えます。
もちろん、すべての歯を残せるわけではありません。
しかし、抜歯と判断する前に、まずその歯にかかっている力を取り除き、歯が本来の状態に戻ろうとする時間を与えることは、とても大切だと考えています。
実際に、他院で抜歯と言われた歯でも、このような治療とメンテナンスを継続することで、長く保存できているケースがあります。
歯周病治療で大切なのは、歯石を取ることだけではありません。
確かに、自然挺出が起こることで、歯ぐきの中に隠れていた歯石が見えるようになり、歯石を除去しやすくなることもあります。
しかし、それだけではなく、
歯にかかる力を整えること。
そして、
定期的なメンテナンスを続けること。
この2つが、歯を守るうえで非常に重要です。
歯周病で歯が揺れている。
深いポケットがある。
抜歯と言われて不安がある。
そのような方も、すぐに諦めず、一度ご相談ください。
富士歯科医院では、できる限り歯を残すことを大切にしながら、患者様と一緒に歯周病治療に取り組んでいます。
北区・田端で歯周病治療、歯の揺れ、深い歯周ポケット、抜歯と言われた歯でお悩みの方は、富士歯科医院へご相談ください。



