口臭が気になるという患者さんが来院されました。
私が診たところ、歯ブラシもまずまずできており、目立った虫歯や歯周病もありません。
お話を伺うと、舌ブラシを使って舌苔もしっかり取っているとのことでした。
それでも口臭が気になる。
そこでレントゲンを撮影して確認したところ、右下の親知らずが斜めに生えており、その周囲に食べ物がつまりやすい状態になっていました。
さらに、その親知らずの手前の歯には虫歯ができていました。
私の診断としては、まずこの右下の親知らずを抜歯することが優先順位として高いと考えました。
カルテを確認すると、この患者さんのご来院は実に2年ぶりでした。
そこで2年前のレントゲンと今回のレントゲンを比較してみると、右下の親知らずの手前にある歯の虫歯が、明らかに進行していることが分かりました。
口臭は、胃腸の不具合、ストレス、不眠などによって起こることもあります。
しかし、私の専門は歯科です。
ですから消去法で考えれば、まず口の中に原因がないかを一つひとつ確認していくことが大切です。
この患者さんの場合は、まず全体的な歯のクリーニングを行い、その上で右下の親知らずの抜歯を優先することになります。
今回の症例を通して、つくづく継続的な歯のメンテナンスの重要性が浮き彫りになったと感じました。
もし4か月に1回、年3回程度の定期的な歯のメンテナンスを受けていれば、親知らずの周囲の変化や虫歯の進行にも、もっと早い段階で気づけた可能性があります。
口臭対策という意味でも、定期的なクリーニングは非常に大切です。
富士歯科医院では、メンテナンスの最後に私が必ずお口の中をチェックしています。
そのため、小さな変化を早めに見つけ、問題をできるだけ最小限に抑えることにつながると考えています。
どうか皆さん、痛みがないから大丈夫と思わず、継続的な歯のメンテナンスをぜひ続けていってください。
北区・田端で歯のクリーニング、予防歯科、定期メンテナンスをお考えの方は、富士歯科医院へお気軽にご相談ください。




